フリーディスカッションを敬遠するマネージャー

ある企業で、中期経営計画のPDCA会議を毎月開催していて、私もそれにアド
バイザーとして参加しています。

過去3ヶ年は順調に行き、業績も良かったので、次の中計を一階層若いメンバー
で立案し、今年度からPDCA会議のメンバーも若返っています。

その中で新しい司会役の人がいるのですが、私が前々から「自由討議」の時間が
欲しいと要望していたのですが、先月と今月、ようやくそれが実現しました。

やってみたら、意外に成果があったので、本人も前向きになってくれているの
ですが、どうも、3つ位のポイントで実施するのに抵抗感があったようです。

1.司会の仕方が分からない(ノーコントロールになるリスク)
・仮に自由討議をOKにした際に、誰からどんな話が出るか分からないので、
司会の仕方が分からない。
・最悪、わーわーとなって制御が効かなくなるリスクがある
⇒これに対する対策としては、司会者がファシリテーションスキルを身に着けることです。
ファシリテーションが出来れば、ノーコントロールになるリスクは避けられます。
今回、私が提案したのは、このパートだけ私が司会をすることを提案しました。
これにより、全体司会者の人は、その時間だけ私に任せて、話を聞いていればいいわけです

2.時間がオーバーするリスク
・全体を分刻みでタイムマネジメントしている立場からすると、例えば30分間
フリーディスカッションでみんなでワーワーやって、制御が効かなくなり、
エンドの時刻までに結論が出せず、終えられなくなるリスクが発生します。
⇒これに対する対策としては、時間を見ながら、きっちり切り上げることです。
今回は、この部分も私がやりました。時間で区切れば良いわけです。

3.事後の検討課題が増えるリスク
・定例会議の議題であれば、事後の検討課題は、報告を行う各部門が担えばいいですが、
フリーディスカッションで、あらぬ話が出てくると、事務局まで事後対応が求められる
課題が出て来て、仕事が増える可能性がある。
⇒この可能性はありますが、自由討議でなされる「有効な議論」「前向きな議論」の
ことを考えれば、何もマイナスのことではなく、前向きに捉えてもらえばいいのでは
ないでしょうか?

ということで、半年ほど経ってようやく実現した「フリーディスカッション」ですが、
ファシリテーション等司会のやり方さえ分かっていれば、有効なことが分かります。

皆さんの周りでも、もし似たような事態が発生していたら、ぜひ「ファシリテーション」
スキルを身に着けて、「私に司会をやらせてみてください。きっと生産的な議論に
してみせます」と提案してみましょう。

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